新居に満点を求めてみたけれど

購入資金は青天井ではない

人が暮らしていくうえで必要最低限の項目をよく「衣食住」と言いますが、これらはいずれも、最低限度揃っていればいいという訳ではなく、潤いのある楽しい生活をしようと思ったら、すべてにおいてワンランク上を求めたくなるのが人情です。
もちろん、お金を掛けなくても工夫によって何とかなることも多いですし、まずはそうあるべきと思いますが、実際には極端な贅沢にならない範囲で、ここはお金を掛けるべきと考えるシーンも結構あるのではないでしょうか。

さて、家を購入するという場面ではどうでしょうか?
生まれ育った実家や一時的な仮住まいを離れて、自分自身やご家族のために新居を購入するという時には、誰もが夢と希望に溢れているはずです。(夢も希望もないなら、住宅の購入はあまりお勧めできません。)
中古マンションや中古住宅でも、購入される方にとっては新居。新居である以上、少なくとも今までの住宅よりアップグレードした物件を選びたいお気持ちは、とてもよく分かります。
一般的に住宅に求められる「希望条件」のカテゴリーは、広さ、築年数、日当り、リビングルームからの眺望、交通の利便性、駐車場の有無、閑静な住環境、学校や商店や医療機関までの距離・・と言ったところでしょうか。ブランド志向の方なら、立地場所のネーム(最寄駅の名前)も重要なポイントですね。それに「資産価値が落ちにくい」などの評判も。
世の中にある不動産がこれらすべての条件を兼ね備えた物件であるなら、どんなに素晴らしいことでしょうか。
でも残念ながら、現実は真逆です。
これらすべての条件が満点の物件など、皆無と言っていいと思います。
とりわけ、横浜や東京のような大都市では尚更です。
また、ほとんどの一般の方には、購入資金に限度があります。親御さんからのご支援を受けたり、自己資金の蓄えがあったとしても、当店では買主さまが無理な背伸びをして高額物件を購入されることには反対です。
無理な住宅のご購入は、過大なローンの返済義務につながり、衣食住の「衣食」の部分を圧迫することになりかねません。
まして、お子様のいらっしゃるご家庭なら、将来の負担の大きな心配のタネになってしまいます。
物件見学で「いいマンション」を見るとつい憧れてしまいますが、最初に予算ありと肝に銘じてお探しになってください。

満点を求めず優先順位を定めること

美味しそうなものを見れば食べたくなり、おしゃれな服を見れば欲しくなる・・
それと同じで、高級なハイクラスマンション・住宅を見れば誰もが「いいな」と思うのは、仕方がないことです。
通常、住宅の購入時はローンを組みますので、月々の返済額であと+1万円とか+2万円と思いがちですが、ここはぐっと抑えましょう。
では、どうするか?
上述したように、住宅に求められる条件は多岐に渡りますが、ぜひ優先順位を付けてください。
一般的に、価格が同程度なら、広さと交通利便性は反比例の関係にあります。
同様に、閑静な住環境と便利さが同居する場所というのは少ないですし、そのような立地場所は、通常は土地の価格が非常に高額です。
また、マンションの場合は、しばしばそのマンションの名称自体がブランド化して「いいマンション」と認知されていることがありますが、同じマンション内でもお部屋の位置がどこかによって、住環境は極端なくらいの開きがあります。
私見ではありますが、タワーマンションの低層階を購入するより、横に長い中層住宅の上層階のお部屋を購入される方が、実際に居住するという視点からはメリットが多いのではないかと思います。

最後に、せっかく新居を購入したら、配置する家具などの点数はできるだけ絞りたいものです。
空っぽの状態の部屋を見ていたときには広いなと感じた印象が、家具を入れた途端に吹き飛ぶことはよくあります。
実際に生活していれば、モデルルームやホテルの部屋のように整然と使う訳にはいかないですから、モノが多ければ室内のゴチャゴチャ感は否応無く増幅されます。
無理して高額の中古マンションや中古住宅を買わなくても、お部屋の中をすっきりと上質な空間に見せることは工夫次第で可能なこと。
ご自分のライフスタイルにあった住宅を見つけて、貴方流の潤いのある豊かな生活を実現しませんか?
物件探しは、横浜マンション流通プラザが全力で応援させていただきます。