横浜の住みたい町シリーズ① 上大岡

誰もが住みたいと思える町のイメージ

以前もコラムに投稿しましたが、横浜市というのは面積も人口も非常に大きな町で、港町のイメージとはほど遠い場所の方が圧倒的広いと言えます。
でもだからこそ、横浜市という行政エリアの中に、それぞれの特色を持った副都心とも言えるような町が点在し、さらにもっと小さな魅力的な町がたくさんあるのです。
一般的に、多くの方が住みたい町のイメージとして持つのは、次のような感じでしょうか?
・駅の近くに商業施設や利便施設がたくさんあって便利。
・複数の路線が乗り入れている駅が最寄りだったり、複数の路線の駅が利用できる立地。
・駅から少し歩くと喧騒から離れた住宅街やマンションがあるエリアが広がっている。
・住宅街の近くにコンビ二があったり道路区画が整然としていて治安が良い。
・住宅街のさらに外側には公園や緑が残された自然豊かなエリアが広がっている。
利便性を求めすぎると喧騒や治安に悩まされ、住環境を求めすぎると日常生活が不便なものになってしまいます。
今回からシリーズで、港町ではないけれど、住み心地の良さそうな横浜市内の町を紹介して参ります。
第1回は、上大岡です。

上大岡 横浜市港南区の中核の町

横浜駅から京浜急行(京急)の快特か特急に乗ると、次の駅が上大岡です。ちなみに、各駅停車では7つ目になりますが、駅間が短いので、距離にすると9km弱になります。
昔から、上大岡駅は京急のすべての種別の電車が止まる駅で、京急デパートが入っている大きな駅ビルを構えています。
余談ですが、京急はウィングという通勤時に必ず座れる特別列車を運行していますが、品川発の下りに乗ると、品川を発車したあと川崎も横浜も通過し、最初に止まる駅が上大岡となっています。
京急としては、沿線で最も力を入れている主要駅の一つという位置付けなのでしょう。
また、上大岡には横浜市営地下鉄のブルーラインも乗り入れています。こちらにも昨今は快速が走っていますが、もちろん上大岡には停車。関内や新横浜、戸塚などに行きたい際はダイレクトで運んでくれるので、とても便利です。

上大岡周辺の地形を見ると、京急や地下鉄が走っている場所は「鎌倉街道」と呼ばれる昔々からある道沿いにあたりますが、これは大岡川という川が流れる場所でもあり、つまり谷底です。
駅の両側は丘陵地帯になっているため、駅を背にして歩くと、右も左もすぐに坂道が始まります。
駅周辺の川沿いの平地はかなり狭く、その狭いエリアに商業施設や高層ビルにタワマンがぎっしり建っている感じです。
ただ、京急の線路沿い、つまり川沿いの方向は細長い平地が続いているため、駅から少し離れた場所に大型スーパーなども点在しています。

上大岡駅周辺が住宅街として良好な環境を保っているのは、このような地形によるところが大きいと思います。
駅の周辺の平地では繁華街としての開発が進み魅力的な施設や商業施設の集積が進みましたが、幸か不幸か面的に広げることがしにくい地形のため、丘陵地帯にはビッグターミナルから程近いにも関わらず静かで落着いた雰囲気の住宅街が広がっています。
さらに丘を登れば、その先にはまだまだ緑豊かなエリアも見られるのが、現在の上大岡です。

坂の多い街 横浜

マンションの場合は駅近に立地するタワーマンションなどもありますが、上大岡駅の主な住宅エリアは、駅の両側に広がる丘陵エリアということになります。従って、横浜にはしばしばありがちですが、坂道のある生活ということになるでしょう。
筆者のように実家(神奈川区)が坂道に囲まれたような場所にあった者にとっては、特別の違和感はありませんが、平らな場所で生活されていた方が横浜の住宅を見ると、最初はだいたい驚かれます。
もちろん程度問題ですので、極端な急坂の上などの物件はあまりお勧めいたしませんが、それも含めて横浜ライフをお楽しみいただけますと幸いです。
ちなみに駅の周辺にはデパート、スーパー、商店街、ユザワヤのような趣味の店、多様な種類の飲食店、映画館、銀行等々がぎゅっと詰まっていますので、きっと素敵な生活が遅れますよ!